次のポートフォリオ全体の期待収益率は何パーセントかを求めなさい。
国内債券
構成比:30%
期待収益率:2%
海外債券
構成比:20%
期待収益率:4%
海外株式
構成比:50%
期待収益率:8%
FP技能士でも類似の問題が出題されていました。
算数が苦手な人は、難しいと感じるかもしれませんね。
逆に、数学が得意な人には、かなり易しく感じられる問題だと思います。
期待収益率とは
期待収益率というのは、言葉どおり解釈すると、将来期待される収益の比率と言うことです。
具体的に言うと、現在の資産に対して、一年後にはどれだけ価値を増やすことが出来たかパーセントで表したものです。
例えば問題では、国内債券の期待収益率を2%としています。
これは今年の債券の価値が100だとすると、1年後には利息収入なども含めて102の価値になっている事が予想されると言うことです。
つまり、100の資産から2の収益を生み出すと考えられているのです。
ポートフォリオの期待収益率の求め方
個別の資産の期待収益率がわかっているときは、それをもとにポートフォリオ全体の期待収益率を求めることが出来ます。
具体的にどうするかと言うと、すごく単純な話で、平均を取るだけです。
ただ、普通の平均ではなく加重平均という考え方を取ります。
加重平均というのは何かと言うと、それぞれの比率を考慮した平均の取り方です。
上の例だと、海外株式を50%もっていますから、他の資産よりも海外株式の寄与を大きくするように平均を出さないといけません。
具体的には次のように計算されます。
ポートフォリオの期待収益率
=国内債券の構成比×国内債券の期待収益率
+海外債券の構成比×海外債券の期待収益率
+海外株式の構成比×海外株式の期待収益率
=0.3×2%+0.2×4%+0.5×8%
=0.6%+0.8%+4%=5.4%
ということで、このポートフォリオ全体の期待収益率は5.4%であることがわかります。
(計算が間違っていなければ)
つまり、100万円を投資すると、5.4万円の収益が期待できるわけです。
一度理解してしまえば、考え方は難しくないと思います。
タグ: ポートフォリオ, 加重平均, 期待収益率, 過去問, FP技能士
